3次元データ処理で、ものづくりをサポートします。 メインとなるCADは、CATIA V5、NX5(Unigraphics)、Rhinoceros(ライノセラス)、です。 非接触測定器もあります。データ作りから、図面、試作品、 金型、検具、治具等の製作まで、トータルで対応可能です。 意匠面作成(クラスA対応可能)や面修正、非接触測定で、 お困りの方や、弊社に興味のある方、ものづくりに興味のある 学生の方、等、ドシドシお待ちしてります。
2010年12月8日水曜日
CATIA下位バージョンへの変換方法
CATIA V5 で、下位バージョンへの変換方法について、
詳細説明や画像付きで説明が無かったので、のせてみました。
まず、準備が必要です。
・パーツボディー下に、ソリッドをアセンブリしておく。
(上図では、紫の直方体は、単独のままにしてみます)
・サーフェースも変換したい場合は、アイテム1つだけ、変換可能です。
(結合しておけば、複合面で変換できます)
その場合は、Generative Shape Design にして、メニューから、
”ツール” ⇒ ”外部ビュー” で選択しておく
・忘れずに、ファイルを保存する。
そして、ユーティリティーから、DownwardCompatibility を選び、変換する。
(ここで分らないようなことは無いと思いますので、省略)
実行すれば、変換終了。
注目すべきは、パーツボディーの子となってなかった、紫の直方体です。
変換されていません。
また、座標系や式等も同様に、変換されませんので注意を。
以上となります。
パーツボディーのアイテムだけが変換されるってところで
引っ掛っている人が多いのではないでしょうか。
あれっ!?変換終了しているのに、中身が空だ!?、とか・・・。
他のコマンド等でもそうですが、パーツボディーというのは、
特別扱いされていますので、何で!?出来ない!?と思ったときは、
パーツボディーにアセンブリしてみてはどうでしょうか。
なんだかんだで、パーツボディー ( PartBody ) は、
ちょっと特別な扱いのようなので、
やはり、こういった時だけ使用するのが良いですね。
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