2010年12月8日水曜日

CATIA下位バージョンへの変換方法



 CATIA V5 で、下位バージョンへの変換方法について、
詳細説明や画像付きで説明が無かったので、のせてみました。

 まず、準備が必要です。
パーツボディー下に、ソリッドをアセンブリしておく。
 (上図では、紫の直方体は、単独のままにしてみます)
・サーフェースも変換したい場合は、アイテム1つだけ、変換可能です。
 (結合しておけば、複合面で変換できます)
 その場合は、Generative Shape Design にして、メニューから、
 ”ツール” ⇒ ”外部ビュー” で選択しておく
・忘れずに、ファイルを保存する。

そして、ユーティリティーから、DownwardCompatibility を選び、変換する。
(ここで分らないようなことは無いと思いますので、省略)

実行すれば、変換終了。

注目すべきは、パーツボディーの子となってなかった、紫の直方体です。
変換されていません。
また、座標系や式等も同様に、変換されませんので注意を。

 以上となります。


 パーツボディーのアイテムだけが変換されるってところで
引っ掛っている人が多いのではないでしょうか。
あれっ!?変換終了しているのに、中身が空だ!?、とか・・・。
 他のコマンド等でもそうですが、パーツボディーというのは、
特別扱いされていますので、何で!?出来ない!?と思ったときは、
パーツボディーにアセンブリしてみてはどうでしょうか。

 なんだかんだで、パーツボディー ( PartBody ) は、
ちょっと特別な扱いのようなので、
やはり、こういった時だけ使用するのが良いですね。

2010年11月25日木曜日

ライノプラス(rhino script , plugin)

 11月からスタートしました、 Rhino+ (ライノプラス) ですが、
現在までで、7つ、UPしています。

 まだ、試して頂いていない方は、是非、見てみて下さい。
そして、ダウンロードし、実際使用してみての感想などもお待ちしております。

 また、rhinocerosを使用していて、こういったスクリプトが欲しい、や、
こんなプラグインがあれば!!、といった事があれば、
ドシドシ提案して頂ければ幸いです。

2010年11月5日金曜日

ライノの座標とVIEW


 ライノセラスで。

 座標系を名前をつけて保存、VIEWを名前をつけて保存、を
していたファイルを、他ファイルでインポートした時には、
アイテムしかインポートされないのですが、
NamedCplane や NamedView に、インポートというのがあります。
(最近、教えて頂きました。。。使っていて、全く気が付かなかった。)
そこで、元ファイルを選択すると、そのファイルで作成してあった、
座標、VIEWがインポートされます。

 普段使用しないコマンドであれば、気が付かなかった、ということも
あるかと思いますが、通常使っているコマンドでも、気が付かないことも
あるので、人に聞くことも良いことですね。
(ちょっと恥ずかしいのを我慢すれば、ですけど。。。)

2010年11月3日水曜日

ACAフィレットとスタイリングフィレット





 R19から無くなってしまった、ACAフィレットと、
その代わりになった、スタイリングフィレットの違いの説明です。
(この画像は、R18 です)

 見て分るように、スタイリングフィレットは、ベジェ風の面ではなく、
単なるNURBS面となってしまっています。
これは、履歴付きの、G2のフィレットが張れますよ!!ってだけ。。。
確かに、履歴付くのは良いんだけど、NURBS ではダメだねぇ~、
ホント、意味無いですね。。。

 NURBS でダメな理由。。。
それは、ベジェ風に変換する作業が出てきますよね!!やっぱり。
上図を見てわかると思いますが、構成点がヒドイことになるのですよ。
(まぁ、当然なのですが。。。)
しかも、ここで誤差が生じます。これも問題ですよね。。。
そしてさらに構成点を修正することになるのですが、
そこでも、先ほどの誤差にプラスしてまた誤差が生じます。
 なにしているのか、全く分らなくなりますね。

 CATIA V5 R21 では、是非、戻して欲しいと切に願うのみ、です。
(無理なんだろうなぁ~)

2010年10月22日金曜日

Rhino+ (ライノプラス) 始まります


 ライノセラスでの作業中に
こんなコマンドがあればいいのに」、と思ったことがありませんか?
ちょっとしたコマンドでオペレータの作業負荷は、グッと下がり、
よりモデリングに集中できます。
そんな「ちょっと」を解決するために Rhino+ (ライノプラス) はできました。

メインプログラムは、弊社-創造社が担当し、
インターフェイスやデザインに関することは
アサカワデザイン http://www7b.biglobe.ne.jp/~asakawa-design/  さんが
担当していきます。

定期的にpluginの提供を行います。
アドレスは、こちらです。
http://www.rhino-plus.kaga-sozo.co.jp/

2010年10月15日金曜日

IGES変換による面の連続性

IGESデータのインポート時の設定

・① CATIAで作成した状態 (ベース)

・② IGESにて エクスポート
    ⇒ インポート (設定は、自動最適化-デフォルト設定)

・③ IGESにて エクスポート
    ⇒ インポート (設定は、拡張最適化 (数値は 0.02) )

・④ IGESにて エクスポート
    ⇒ インポート (設定は、最適化なし)

・⑤ IGESにて エクスポート
    ⇒ Rhinoceros にて インポート、エクスポート
       ⇒ CATIA にて インポート (設定は、自動最適化)

・⑥ IGESにて エクスポート
    ⇒ NX5 にて インポート (連続性チェック)

・⑦ IGESにて エクスポート
    ⇒ NX5 にて インポート、エクスポート
       ⇒ CATIA にて インポート (設定は、自動最適化)

・⑧ 上記をトリム解除 ⇒ 再トリム


 ①~⑧まで、画像がありますが、順番に説明します。
その前に
http://sozo-sha.blogspot.com/2008/03/blog-post.html
でも書きましたが、 IGES取り込みのオプション違いにより、
インポートされた面が最適化される、といった内容があったかと思います。
その最適化により、面の連続性に影響が出るという説明です。
それに合わせて、エクスポート、インポートでも、影響が出る説明も
合わせて行います。

 まず、①。CATIAで面を作成した状態です。
黄色の部分に、連続性エラーが出ています。
(MAX 0.044° - 黄色は、0.03°以上の部分です。)
この部分は、片方だけがトリム面(画面の上の面)です。
また、面は、フリースタイルで作成しております。
(NURBS面では、結果が違ってきますので。。。)

 ②。エクスポートし、そのままインポートしなおした場合です。
この時の取り込みオプションは、デフォルト設定の”自動最適化”です。
連続性の数値は、同じで、MAX 0.044° となっており、
0.03° 以上の範囲も、殆ど同じとなっております。

 ③。②と同じですが、取り込みのオプションを、
”拡張最適化 - 数値 0.02” です。
この場合では、連続性に影響が出てきます。
MAX 0.084° となり、0.03° 以上の範囲も多くなっています。
結果として、この拡張最適化は、使用しない方が良いということになります。

 ④。②、③と同じですが、取り込みのオプションを、
”最適化なし”の場合です。
結果としては、②のデフォルト設定-自動最適化と同じとなりました。
(この設定は、あまり使用しないと思います。
 と、いうのも、他にも理由があって・・・。それは、いずれ、また説明を。)

 ⑤。エクスポートしたデータを Rhinoceros で取り込みました。
(ライノセラスにて、面の連続性をチェックしたところ、
 CATIA とほぼ同じ結果でした。)
Rhinocerosで取り込んだ後、そのままエクスポートし、
CATIA へインポートした状態です。
結果は、MAXが 0.045° となったぐらいで、
0.03° 以上の範囲もあまり変わりません。
ですので、RhinocerosからIGESだからといって、
すべての連続性が無くなるわけではないということですね。
元面がしっかりしていれば、何ら問題無いようです。

 ⑥。⑤と同じように、今度は、NX5 に取り込みました。
チェックしたところ、CATIA で出た数値、範囲とほぼ同じでした。
(ヒゲが出ているところが、0.03° 以上の範囲です)

 ⑦。NX5 で取り込んだ後、そのままエクスポートしたものを、
CATIA で取り込みました。
結果は、MAX 0.217° で、0.03° 範囲も、増えました。

 ⑧。⑦の状態で、エラーが増えた範囲がトリム面の端末ということもあり、
トリム解除 ⇒ 再トリム を行って、チェックしてみました。
結果は、MAX 0.043° となりましたが、
何故か、0.03° 範囲が、若干違ってきています。
よって、NX5から出るIGESデータのトリム面の精度が悪いということです。
NX5のエクスポートオプションを今度調査してみますが、
向上しないのではないかと思われます。
なので、出来れば、NX5 ⇒ といったことは極力しない方向で
進めるべき、ではないかと思います。

 以上です。

2010年9月22日水曜日

創造社のホームページ

 創造社のホームページが変更になりました。

旧 - http://sozo.i-station.org/

新 - http://www.kaga-sozo.co.jp/

 また、メールアドレスも変更になっております。
今までのアドレスの @以下を @kaga-sozo.co.jp に変更して頂けますと、
今まで通り使用して頂けます。
お手数をお掛けしておりますが、 宜しくお願い致します。

2010年9月1日水曜日

CATIAのコマンドの、スケーリング


 スケーリング(Scaling)コマンドに関して、です。
 ’基準’を点にすると、3Dスケールとなり、
平面にすると、2Dスケールになるようです。

 2Dスケールの時は、”アフィン変換”を使用していたのですが、
これからは、”スケーリング”コマンド1つで、いけますね。
(XYZの比率を変えたい場合は、アフィン変換しかないです。)

CATIA V5 での厚み付け


 厚み付けコマンドで、自分は、”デフォルトの厚みのフェース”で、
複数枚選択して使用しています。
 ちょっと気になったのが、”他の厚みのフェース” です。
同じことだろうなぁ~、と思う込んでいたのですが、
どうも、別々に、厚み寸法を入力することが可能のようです。
デフォルトの厚みのフェース - 10mm(上図の赤色面)
他の厚みのフェース      - 20mm(上図の水色面)
といったことが可能です。
(それぞれに、複数枚選択可能です)
 注意点としては、コマンドがひとつで、数値が2つ存在するので、
変更時やチェック時に、見落とす可能性が出てきます。
 最初から、コマンドを2回に分ければ良い!と思ったら、
・・・、はい、おしまい、です。

ライノの5.0WIPでのスペースボールの3D回転

 Rhinoceros5.0 WIP をインストールしてみてはいるのですが、
どうも、3Dconnexion との相性?なのか、
3D回転に難有り、のように思います。
と、いうか、3D回転してくれない・・・。
平行移動、拡大縮小はするのですが、カクカクする感じです。
XPだから?グラフィックボートとの相性?

どこかに設定あるのかな?
ビューのSpaceballの設定を変更してみてもダメでした。
3Dconnexion側のソフトのUPdateが必要なのでしょうかね。
・・・、よく分かりません。

 全体的には、スピードが上がったようなのですが、
その恩恵を受けられず、といったところです。
3Dconnexion でクルクル回転してくれないと、作業が逆に遅くなる。
実際のリリース版では、解決しているのでしょうかね。。。

2010年8月26日木曜日

Rhinoceros4.0での.bakファイルについて


 Rhinoceros 4.0 のサービスリリースの途中から、
ファイル保存すると、.bakファイルが出来るようになって、
なんて邪魔もんができるんだ、なんて思っていました。
しかし!!
これは、オプションにて、切り替え可能だったみたいです。。。
(今日まで知りませんでした。。。)
普通に考えれば、そりゃぁ、あるよね~~~~。

 って、ことで、Autosave と このバックアップファイルとあれば、
あっっっっ、って時に、何とかなるんじゃないでしょうか。

2010年8月3日火曜日

結合面を一部だけ外す方法




 知っているようで知らない?方法かと思いまして。
 結合された面群から、不必要な面だけを外す方法です。
JOIN (結合) を使用します。
 タブの’除去するサブエレメント’を選択し、’除去モード’にし、
不必要な面をヒットしていきます。
OKすると、はい、出来上がり!!
 また、’結合性をチェック’マークを外せば、離れた面群でも、
ひとつの接合面として、認識してくれます。
 他の方法としては、Extract (抽出) もしくは、
履歴が無くなりますが、Disassembly (分解) になってくるかと思います。
外す面が少ない場合は、上記の方法(JOIN)がオススメです。

2010年8月2日月曜日

CATIA V5 での履歴削除方法

1.アセンブリ状態にします。
2.必要の無い、BODYや形状セット、アイテムは、すべて非表示にする。
3.Tool ⇒ Generate CATPart from Product
4.別パートファイルにて、履歴の消えた結果だけになる。

 CATIA V5 で履歴を消したい場合があると思います。
(これは、教えて頂いたのですが・・・。)
アセンブリ機能の中の、プロダクトからCATPartを生成、を利用すると、
沢山の履歴があるような時は、便利だと思います。

 方法です。上図にもありますが、
  1.アセンブリ状態にします。
  2.必要の無い、BODYや形状セット、アイテムは、すべて非表示にする。
  3.Tool ⇒ Generate CATPart from Product
  4.別パートファイルにて、履歴の消えた結果だけになる。
 メリットとしては、BODYや形状セット名を引き継いでくれるのと、
表示してあるものだけ、認識してくれる、といったところでしょうか。
 デメリットは、アセンブリにしなけりゃいけないのと、
メモリ不足だと、動かなかったりします。。。

2010年7月14日水曜日

ダイナミックセクション

 CATIA V5 R20 になり、
Part Design 内でも、Dynamic Sectioning が
使用出来るようになりましたね。
これは、結構、便利だと思います。
ただ、Body が幾つかある場合ですが、
同時に見ようとすると、ちょっと見辛いですけどね(下図)。
まぁ、そこは上手に使えば、OK!!
 もっと言えば、カットした位置を覚えておける、元に戻す、等が
行えれば、相当使えるコマンドになったのですが、ね。

2010年6月4日金曜日

CATIA V5 R20 が届きました!!

 イキナリ、本日届きました。
予定していなかったので、ちょっとビックリです。

 ただ、フリースタイルの”ACAフィレット”が R19 で無くなった為、
R19 ですら、まともに使っていないので、
R20 も、使う予定無し、かと思います・・・。
ただ、客先の兼ね合いもあるので、インストールだけはします。
 もしかしたら、R20 でコマンドが復活!!を期待してますが・・・。
残念ながら、まず、そんなことはありえませんが、
ちょっとだけ、インストール、お楽しみです。

2010年5月26日水曜日

今後のCADの進む道は?

 Rhinoceros も、次期バージョンの 5.0 も動いているようですし、
CATIA も、V6 なるものがあるようですし、どうなっていくのでしょうかね。
もし、その時が来れば、現状の状態は今までのように、
捨て置いて行かれるのでしょうね。
 しかし、画期的なシステム向上は無いように思います。
ある程度、出尽くした感がある為、新システムへ!!とは、
中々ならないように思います。
ただ、CADメーカーも、あれこれ新しくしていかないと、売れないでしょうし、
どのようなことになっていくんでしょうか・・・。
64ビット対応がメインかな。

 CAD も、今後どうなるんでしょうか・・・。

2010年4月2日金曜日

Rhinoceros 4.0 も 5.0 WIP もダメみたいです

 ライノセラスのコマンド DupEdge に関してですが、
以前にありました、
http://sozo-sha.blogspot.com/2008/08/blog-post_29.html
 (ライノへのインポート)
http://sozo-sha.blogspot.com/2008/08/blog-post_651.html
 (ライノのトリム)
ですが、
現在、4.0 の SR7 になっても、完全には未対応ですね。
また、5.0 WIP も出ていますが、こちらも、同様、と。
色々変更はしているのかもしれませんが、全然ダメですね。。。
他のユーザーから、何も出ていないのでしょうか?疑問です。


 しかも、です。
Rhinoceros 4.0 の SR7 (以前のSRからかな?)では、
ライン結合⇒トリム⇒分解が出来ない!!といった現象も起きます。
(条件が特定できませんし、SR違いによって、良かったり悪かったり・・・。)
ですので、トリムする場合は、基本通りに、’結合はしない’ ことですね。
 追加で、ライン結合して、ExtrudeCrv すると接連続部分は、
1枚面(分解不可能)になっちゃいます。
と、いうことで、ラインの結合は、ダメってことです。


 結合は、便利なんだけどなぁ~、何とかしてほしいですね。

2010年4月1日木曜日

3DconnexionとRhinocerosとウイルスバスター

 3Dconnexion を使用しています。
CATIA や UG 、 Rhinoceros での回転や移動は、
ものすごく使いやすいです。
(慣れるまで、大変かと思いますが。。。)
マウスで回転とアイテムピック、アイコンピックとすべて行うのは、辛い。
片手だけ付加が大きいですし、本当、腱鞘炎になっちゃいますね。

 で、3Dconnexion です。
回転しながらアイコンヒットしたり出来ますからね。
しかし、です。
3Dconnexion を Rhinoceros で使用している時に、
ウイルスバスターが起動していると、何故か動かなかったり、
操作した後、実際の動きが数秒遅れたりします。
しかし、CATIA 等では、こういった現象は起きません。
また、ウイルスバスター以外のウイルス対策ソフトでは、不明です。
(持っていませんので、検証も出来ていません)
・・・、おそらくですが、原因はライノとの相性では無く、
グラフィックカードとの相性のように思われます。
ちなみに、 ’ATI FireGL V3100’ です。

 そういえば、CATIA をフローティングライセンスで使用している時も、
ウイルスバスターが邪魔してくれています。
ファイアウォールの’例外ルール’で、
受け側も送り側も両方(と、いうか全端末ですね)、
ポートをあけてあげないといけない。

 と、いろいろあるので、通常時は、ウイルスバスター、切ってある・・・。
意味無いですね。

2010年3月24日水曜日

あれ!?アイテム選択できない!?


 作業している中で、あれ!?アイテム選択出来ない!?、
複合面が触れない!?エッジだけしか反応しない!?
何だこのマークは!?と困ったことになったことがありませんか?
自分は、ありました・・・。
 原因は、この ”User Selection Filter” です。
フィルターがかかったままの状態で、アイコンが消えていた為に、
何が何だか、理解できませんでした。
戻すのに、一苦労しました。
 フィルターがかかっていると、マウスマークに右上に、
Y、というか、ロートのようなマークがつきます。 
また、Geometrical Element Filter だと、色も変わって、
オレンジ色になります。

2010年1月28日木曜日

CATIAでの徐変フィレットに衝撃の事実が!?


CATIAで、徐変フィレットに、衝撃の事実が!?

 最近というか、今日知ってしまったのですが、
徐変フィレットで作成された面ですが、どうも微妙に、うねっているようです。
ビックリです。

 例として、上図は、単純な直方体です。
そのカドに徐変フィレットを作成してみました。

 一つ目は、R7~R3への variation - linear で作成しただけです。
理論では、R7の円弧とR3の円弧を Blend Defintion 
もしくは Muti-Section で作成したのと同じのはずです。

 しかし、徐変フィレットで作成されたものは、ちょっと違っています。
面が、うねっているのです。
面上の中央線を Procupine Curvature (曲率表示)させてみたのです。
面の両端が特に’うねり’が大きいです。
分り辛いですが、全体的に、凹凸凹凸凹となっています。
(中央部も、まっすぐでは無いです)

 二つ目は、両端がR5で中央がR3の徐変フィレットです。
こちらは、理論通りかな?と思いきや、
ナント!?両端だけに ’うねり’ 有りです。
(拡大図付けましたが、ちょっと分かり辛いですね。。。)

 他のCADで試してみたのですが、こういった事例にはなりませんでした。
(当然!?かもしれませんね)
では、CATIA だけ!?     ショックです。。。
実際は問題にならないくらいの’うねり’なのでしょうが、
ちゃんと理論通りに面張ってほしいよね。。。

 皆さんも気をつけましょう!!

2010年1月20日水曜日

親子関係


 履歴があると、どうしても親子関係が不透明になる場合があるかと思います。
調べ方としては、
・アイテムの右クリックで、親子関係を調べる
・Quick Select により、親子関係を調べる
2通りあるかと思います。
 今までは、右クリックで調べていましたが、
Quick Select も良いように思います。
アイテムを非表示、形状セットを非表示してあっても、
’children’にチェックを入れると、表示してくれるんですよ!!
さらに、上流下流といけるし、便利ですね。
 今後、使ってみたいと思います。

アイテムの形状セットの変更について


 形状セットの変更について。
(上図のメニュー Edit から行うのと、
 アイテム選択し ’右クリック’ メニューの形状セット変更は、同じです)

 最大アイテム数が 500 まで、と決まっているようです。
(メモリの関係!?よくわかりませんが・・・。)
それ以上多いアイテムを事前選択してあると、
このコマンドが表示されないのです。

 何故?コマンドが出ない!!と思っていた方、
実は、アイテム数が多かったのです。

 これですっきり眠れますね。

アイテム選択(Ctrl + F)


 アイテム選択(Ctrl + F)で、
More.. を開くと、上図のように、詳細選択が出来るようになります。
表示非表示アイテム、レイヤー選択や線種選択、色選択など、
いろいろな組み合わせまでもが可能です。
もちろん、パート(Part)だけでなく、図面(Drawing)もOKです。

CATIA 属性の変更


属性の変更で、ちょっと便利なコマンドがあるのを、最近知りました。。。
Painter です。
単に、属性をコピーする、それだけです。
色、透明度、線幅、線種、・・、レイヤー、とすべて、対応できます。
面と線、等、種類が違うアイテムをヒットしても、
コピー出来る属性は、すべてコピーしてくれます。

2010年1月6日水曜日

2010年

 新年明けましておめでとうございます。
皆様方、創造社を本年もどうぞよろしくお願い致します。

 世間は昨年の落ち込みから、本年は回復傾向にある、とのこと。
実際、どうなるのか、不安ばかりですが、頑張っていきましょう!!